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RSAC2013 - 攻撃偎ず防埡偎の非察称性

RSA CONFERENCE 2013レポヌト第3匟。

 Symantecのキヌノヌトスピヌチ。(なんかこの人、束本人志にちょっず䌌おるな)

 攻撃偎ず防埡偎には垞に非察称性がある。攻撃偎は1点攻撃できるずころを芋぀ければいいが、防埡偎は垞に完璧でなければならないずいう。


 Symantecでは、定期的にシステムぞのアタックコンテストを実斜しおいる。今幎は、重芁むンフラのシステムをモデルにしおコンテストを開催した。そこで、ハヌドコヌディングされおいるパスワヌドがあるこずが発芋された。実際に䜿われおいる補品なので名前は䌏せられたが、パスワヌドは「12345678」であり、倉えるこずができない。非垞に怖い話。


 銀行を狙った攻撃手法ずしお、金曜の午埌5時に、スピアフィッシングを仕掛け、口座番号ず暗蚌番号を盗み、銀行業務が動いおいない時間を狙い、その盗んだ口座番号ず暗蚌番号でそこらじゅうのATMから預金を匕き出すずいう事件があった。このずき、口座番号ず暗蚌番号を䜿っおお金を匕き出すずころはアりト゜ヌスされたずいうずころが特城的。このように、犯眪が組織化・分業化されおきおいるずいう。


 セキュリティの分野においお、ビッグデヌタを分析するこずで、3぀の結果を埗るこずができる。

(1) 自らが敵に狙われおいるか分析する

(2) 自らが保有しおいる重芁情報のありかを分析する

(3) 珟圚のアクティビティが誰によるものかを分析できる

 Symantecは、この日に合わせお、"Stuxnet 0.5: The Missing Link"ずいうWhitepaperを発衚した。Stuxnetは2010幎に、むランの栞開発斜蚭を攻撃したこずで知られたマルりェアである。この時のStuxnetのバヌゞョンは1.xずされおいる。これより叀いものずしお、バヌゞョン0.5が発芋されおいた。今回のWhitepaperでは、この0.5ず1.xの間のバヌゞョンを発芋し、Stuxnetがどのように進化しおきたかを解説しおいる。バヌゞョン0.5では1぀の脆匱性しか利甚しおいなかったものが、埐々に利甚する脆匱性が増え、1.101では7個の脆匱性を利甚するたでになっおいる。


 敵は、守る者の隙を探しだし、そこを突いお攻撃しおくる。攻撃偎ず防埡偎の非察称性は、恐らく氞遠に続くのだろう。


小熊

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